人生の正念場

みなさま、こんにちは! 人生の正念場を何度経験しましたか? 八方ふさがりになった時がありましたか? 生きるということは大変なことです。御釈迦様のおっしゃったおとり、人間には生老病死が付きまといます。どん底に陥ってもがいている時、人は必死に助かる道を探します。最初から諦めるのではなく、人事を尽くして天命を待つわけです。徹底的にあがいた後、諦めの境地に達するのです。

メディバンペイントで書いた蕾

 

寿命が来なければ死なない

非常に困った時、私はお寺の仏像の前に座って「ダメじゃ、こりゃ、仏様に全部任せるわ」と言って合掌し、助かろうとして何かアクションを起こす事を全部放棄したことがあります。すると、不思議に問題がパーッと、ウソのように解決したことがありました。タイトルは大げさに「寿命が来なければ死なない」と書きましたが、一生はのある程度のプログラムは決まっているのではないかという気がします。だから、病気になったり、離婚したり、受験に失敗したり、といろんな不幸が起こりますが、そのまま受け止めていると、違う道でも、いいことに巡り合えるような気がします。死んでしまうような事態になったらそれが寿命だったと諦め、どこかの会社に不合格になったら、縁がなかったのだと諦める。与えられた道を進んで、与えられた環境で頑張る! それが一番。最近思うんですけど、今いる私のポジションは、今の私に最適のポジションなのかなぁ、と。

 

努力しなくてもいい、と言っているのではない

そうかと言って、何も努力しなくてもいいわけではなく、与えられた環境の中で最大限の努力を怠らないことが大切。自分の心の成長に合わせて、環境がレベルアップするような気がします。良い大学に不合格になり、気に入らない大学に行くことになって「なんで俺がこんな大学にいるんだよ」と思う人がいるとします。一生懸命努力したのに、目指す大学に不合格になったのですから、ひどいショックを受けているわけです。しかし、その人が行くことになった大学がその人にとって、一番よいポジションなのです。その環境で自分の心を磨いて努力すれば、それに応じてもっと高い次のレベルが与えられることになるのではないでしょうか。

 

お金の量

一生涯の内に一人の人間が稼げるお金の量も、生まれた時から決まっているのかもしれません。こんなことを言うと、今、起業したばかりでがっちり稼ごうと思っている人は怒るかもしれません。しかし、起業しようと決心して本当に起業するという道を選ぶということ自体がお金につながっているのかもしれません。つまり、未来のことは誰にも分からないのです。人間は、いくつになっても「もしかしたら、もうひと花咲かすことができるかも?」と思って生きているのです。夢を持ち続けないと生きていけません。夢は叶うかどうか分かりませんが、最後に、よい人生だった、と思えるのは後悔していない人だと思います。やり残したことがない人生にしたいものです。

 

グズグズ、クヨクヨしている暇はない

何かを続けていると、困ったことが次々に起こって、気合をいれてやっていることに邪魔が入る時があります。積み上げてきた積み木が片っ端から崩されるような気分になって非常な挫折感に襲われます。生きる道がこれしかない、と決めている人は特に、どんな事態が起こっても、やめない、という覚悟を持つべきでしょう。挫折して落ち込んでいる間に人生はあっという間に過ぎていきます。継続こそ力であり、金の元です。

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