死亡保険金がギャンブルのお金に!

みなさま、こんにちは! もし、自分が死んだら、残された子供が心配ですよね。安心できる方法はないものでしょうか。東洋経済さんが興味深い記事を書いていましたので、今日はそれを紹介しようと思います。ファイナンシャルプランナーの寺門美和子さんの話によると、シングルマザーで働きながら子育てしている方から、「私に万が一のことがあった場合、まだ小さなこどもは生きていけるでしょうか」という相談を受けたそうです。障害者の子供がいる、というお母さまからも、同じ相談があったといいます。

小さい子はお金を自分で管理できない

いずれも、「死ぬに死ねない」という親の悲痛な叫び声が背景に横たわる問題です。万が一を考えて生命保険に加入していても、こうした親御さんは、やっぱり死ぬに死ねません。保険金を受け取る子供が小さかったり、障害をかかえていたりすれば、お金を自分でしっかり管理することができないからです。しかし、私は「生命保険委託」を利用すればシングルマザーなどのお客様も一筋の光が見えてくるのではと思います。今回は、比較的新しい保険サービスである生命保険委託についてお話ししていきます。

🌸🌸🌸 社会制度はもっと充実しないのか? 🌸🌸🌸

最近は離婚率が上がり、母子家庭が増えています。万が一のことを考えると不安になりますよね。母親の代わりになってお金を管理してくれる社会制度ができたらいいですね。また、子どもがあまりにも小さい場合は無理ですが、子どもには早い時期から預金通帳を持たせ、お金を管理することの重要性を教えておいたほうがいいと思いました。水道高熱費などが引かれる仕組みや生活費や学費がどのくらいかかるのかについて子ども自身が知っているケースは少ないと思います。知っておいたほうが、万が一の場合にパニックが少しでも軽減できるような気がします。

30代シングルマザーの事故死が招いた「悲惨な事件」

「生命保険委託を利用していれば、こんな悲惨なことにならなかったのに……」

今でも、そう思い出す事件があります。

2004年、埼玉で起きた事件でした。発端は、30代のシングルマザーが交通事故で死亡したこと。幼い男児が1人、残されました。その後、未成年後見人に選任されたのは、母親の実兄である、その男児の伯父でした。

当初、伯父は男児の面倒をしっかり見ていたようでうす。ところが、熊本市にある慈恵病院の「こうのとりゆりかご」(赤ちゃんポスト)の存在を知ります。伯父は後見人になって3年後、2007年に男児をポストに預けてしまいました。そして、行方不明に……。

伯父は姿を消してから、驚愕の行動をします。シングルマザーの母親、すなわち自分の妹が男児のために残した6000万円のお金――死亡保険金を男児の名義の口座から着服・横領したのです。伯父は、そのお金を元手に全国各地を転々としながら、競艇などのギャンブルに注ぎ込んだり、遊興費に散財したりしていました(その後、伯父は横領容疑で書類送検)。

🌸🌸🌸 未成年後見人に選任? 🌸🌸🌸

こんな人が未成年後見人になれるんですね。お母さまはきっと天国で泣いています。妹が生んだ子供ならかわいがると思うのですが、こんな人もいるんですよ。魔がさしたのですかね? この後見人は「こうのとりゆりかご」にどのような説明をしたのでしょうか? 子供を預けるところですから、無料ではないと思うのですが、、、、、子どもと一緒にお金の管理も施設のスタッフがすることができたらいいと思いました。子どもを施設に預けるための手続きが甘いのかもしれません。母親を失った不幸な子供が、さらに不幸な目に遭うのはとても腹立たしいことです。この子どもが大人になって真実を知った時、伯父さんのことをどう思うんでしょうかね。この伯父なる人物には家族はあったのでしょうか? 子の文面だけを見ると、行方不明になるくらいですから一人者だったのかもしれません。人のお金に手を付ける行為で逮捕されるなんて、一生の恥です。とにかく、人のお金を管理するというのは大変なことです。厳選なる審査の元に管理者を決めてもらいたいと思いました。

故人の遺志に沿って、生命保険に「信託」をつける

もし、単なる生命保険ではなく、そこに「信託」をつけて「生命保険信託」にしていたら、亡くなったシングルマザーは母親としての思いを息子へ「確実に」届けられたはずです。生命保険信託は「万一のことがあったときに、自分の代わりに信頼できる人が、自分の大切なお金を、大切な人に届ける」仕組みだからです。これだったら、息子のために残した6000万円をギャンブラーの実兄に使い込まれることはなかったでしょう。

実は、生命保険信託は決して難しい仕組みではありません。わかりやすく説明しましょう。主な関係者は三人ですね。

  • 委託者(財産の持ち主)
  • 受託者(財産を預かる人)
  • 受益者(財産を受け取る人)

さっきのケースで言えば、①委託者=シングルマザーの母親、②受託者=信託会社・信託銀行など、③受益者=シングルマザーの息子(男児)ということになります。仮にあなたが「委託者」として生命保険信託に加入する場合、どういう流れになるか、具体的に見てみていきます。

まず、⑴生命保険会社とあなたとの間で生命保険契約を結びます。⑵次に、受託者になる信託銀などと信託契約も結びます。⑶その後、委託者のあなたが死亡すると、信託銀行などは生命保険会社に死亡保険金を請求し、生命保険会社は信託銀行などに保険金を支払います。⑷そして、信託銀行などは受益者のあなたの親族などにお金を届けていきます。

委託者は生命保険の契約者として、保険金(財産)を渡したい相手(受益者)を決めておくことができますし、その保険金をどのような方法(金額・期間等)で信託銀行(受託者)から相手に届けるのか、ということも決めておくことができます。

生命保険のみの仕組みでは、信託銀行などの受託者は介在しません。真ん中に「ワンクッション」入ることで、自分が死んだ後には、あらかじめ決めた人に、決めた法法でお金を届けることができるのです。未成年者や知的障害者・認知症の方など、お金の管理が難しい人に代わって「ワンクッション」の受託者がそれを管理し、毎月一定額ずつ届けていくこともできます。

🌸🌸🌸 仲介人がいるのはいいことですね 🌸🌸🌸

事故で亡くなったこのシングルマザーが「生命保険信託」に入っていたら、母親の気もちを息子に伝えることができていた、というのは、この男児が大人になってから、という意味なんでしょうか? 幼い子には何も分かりませんよね。単なるお金のやり取りだけではなく、信頼できるサポーターがいないと完全なお金の管理はできないと思います。いくらのお金をどのくらいの期間で受益者に渡すのかを予め決めておく、というのはメリットもありデメリットもあります。メリットとしては、確実に受益者に届くということ。デメリットは、受益者にとって必要な金額が変わってきた時に変更できないかもしれない、ということ。今回のケースでは、母親が最初から「こうのとりゆりかご」などの施設や、絶対に信頼できる後見人を決めておいて、生命保険信託に加入するべきでした。さらに、生命保険会社の中に、受益者が、お金の使い方について相談できるコーナーがあると心強いと思いました。生命保険に限らず、どんな契約でも、メリットとデメリットを自分なりに考えてから決めるべきです。

天国で安心するために

生命保険ならまだしも、「信託をつけると費用が余計にかかる」と敬遠される人もいると思います。生命保険信託では、確かに一般的に、信託契約を結ぶ時に支払う費用のほか、信託期間中の管理費用などもかかります。ですが、自分の思いを残された親族などにしっかり届けられることが、生命保険信託の特徴です。自分が亡くなれば親族に世話を焼くことはできませんが、生命保険信託を利用すれば、ある程度天国で安心できるでしょう。そのメリットは大きいと思います。

それに、生命保険信託には「今まとまった財産がなくても、自分が死んだ後には相続財産をしっかり形成できる」というメリットもあります。

シングルマザーなど1人親世帯の方々の中には、「子どもが成人して社会に出るまで」あるいは「大学を卒業するまで」のお金が大変だと思っている人が少なくありません。子どもが小さいうちに自分が死んでしまったら、大学卒業までのお金なんて誰にも工面してくれない……と不安になることもあるでしょう。

しかし、生命保険信託にしておけば、1年後に自分の身に何が起こっても、それ相当の財産を子どもに残すことができますし、財産の管理をしてくれる人も見つけておけます。

例えば、掛け捨てタイプの収入保障保険等に若いうちに加入すれば、保険料は抑えられます。収入保障保険とは、死亡・高度障害といった万が一の場合に、毎月決められた金額の給付金もしくは一時金を遺族が受け取れる生命保険です。

仮に、40歳のシングルマザーが毎月15万円を子どもに遺したいとしましょう。60歳まで保険料が毎月3300円、支払総額は79万2000円という生命保険もあります。これくらいの金額だったら、「保険を掛けてもいい」という人も多いのではないでしょうか。

🌸🌸🌸 生きていると、色々とお金がかかるんですよね 🌸🌸🌸

私もシングルマザーで子供を大学にやりましたが、運よく、死亡することはありませんでした。しかし、私は大丈夫、と思っていても、人生何が起こるか分かりません。死ななくても寝た切りになったりして働けなくなった時に非常に困るわけです。お金は人生を支える大切な柱です。反面、上記に記したギャンブラーの兄のように、人の心を狂わせる凶器にもなるのです。

現在、「生命保険信託」を取り扱っているのは、41社ある国内の生命保険会社のうち、プルデンシャル生命保険・ソニー生命・第一生命・FWD富士生命の4社。受託者となる自社系金融機関を持つのはプルデンシャル生命のみです。その他は大手の信託銀行を窓口にしています。

🌸🌸🌸 日頃の心がけも大切 🌸🌸🌸

お金って、体の中の血小板に少し似ています。体の中に傷がついてしまったら、血小板がその傷を治そうとして一致団結するわけですよ。みんなで傷口に集まってきて傷を治そうとします。台風や水害で家がダメージを受けると直さなければなりませんよね。ほとんどのダメージは金仕事になるわけです。日本は災害が多い国なので、貯蓄したがる人が多いと聞いています。しかし、中にはギャンブル好きな人もいて、借金をしてでもパチンコに興ずる人がいます。そんな人は病院に行ってください。

ギリギリの生活をしてはいけません。ギリギリの生活しかできない人はどうするんだ! と言われそうですが、それでもお金を残していくべきだと思います。一寸先は闇の世の中ですからね。毎月1000円でも貯めたら一年で12,000円になるわけです。それを10年すると、120,000円になるのです。突発的にお金が必要になってもなんとかなるようにしておきたいものです。

引き落としされる通帳と貯める通帳を分けるのは基本中の基本ですよね。余裕のある人は定期預金をしたらいいと思いますが、そうでない人は、いつでも降ろせるように普通預金に積み立てのつもりで貯めていくのをお勧めします。突発的にどうしてもお金が必要になった時に、定期預金にしておくと解約しないといけません。定期預金を解約すると非常な挫折感に苛まれるのです。

タバコは馬鹿らしいからすぐにやめることです。ひと箱480円の中に20本入っていますよね。控えめにしたつもりで毎日10本吸ったとします。一日240円かかるわけですよ。一年間これを行うと、87,600円の損害です。10年で、876,000円の損害です。このお金があればかなり助かりますよ。とは言ってもなかなかやめられませんよね。しか~し、病院に行ってでも止めるべきです。

生きる、ということは大変なことです。今年は消費税が10%になります。一万円の買い物で、1000円の消費税! 人間界はなんという残酷な行為で満ち満ちているのでしょうか。このさい、もう消費税を100%にして、10,000円の物を買ったら、10,000円の消費税を取ったらどうですか? と日本政府に嫌味を言いたい気分です。

話がそれてしまいましたが、保険に入っておくのもいいかもしれませんね。今回のように死亡保険ではなくても、癌になったり、交通事故で不自由な体になった時のために、保険をかけて「安心」を買っておくというのは賛成です。

いいことばかりが続いている時、人は平和ボケして気を抜いてしまうものです。思わぬ出来事に対処できるように保険に入るのはいかがですか? 平穏無事なときこそ気を引き締めて、未来を見据えていたいものです。

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